新年のごあいさつ

新年あけましておめでとうございます。
おかげさまで株式会社メイツは創業7年半、株式会社化して5期目を迎えることができました。これもひとえに皆様のおかげです。

私事となりますが、昨年は創業してから初めて受け持ちの指導現場を離れ、社長業に専念した1年でした。
それまでは「目の前の生徒のためにどんな指導、教材、システム、アプリを提供したらよいだろうか」と考えることに必死でしたが、
昨年は社内の人間の意見はもちろん、社外の方々のご意見をたくさん頂戴し、大いに勉強させていただいた1年でした。

社外の方にはさまざまな立場の方がいらっしゃることを実感することができました。
誰よりも熱く現場主義の方、組織全体を広く考えて良い指導を提供することに全力を注いでいる方、日本の教育を良くしたいという視点で考えられている方。
さまざまな立場・意見をもった方が皆一様に教育に対して真剣に考えているからこそ、日本の教育は世界に誇れるものなのだなぁと改めて感じることができました。
そんな方々と交流でき、株式会社メイツそして私としても、少しでも貢献できるよう、若さだけを売りに必死に食らいついた1年でもありました。
さまざまな方とお会いすることで、「これはすごいな」「あれはいいな」「真似したいな」と、ある意味ではふわふわしてしまうことがあります。

そんなときに思い出すのが、2013年から学習アプリ開発に乗り出した時の「初心」です。
創業から2年後の2012年、わたしは塾運営と並行してスキルアップのために家庭教師も行っていました。
その中で特に印象に残っている生徒がいます。その生徒は塾に通ったがあまりうまくいかず、お母様が家庭教師を探されていました。
ネットの家庭教師募集掲示板でご連絡させていただき、体験指導ということでお宅にお邪魔しました。
最初はリビングでご挨拶することになったのですが、俯いて全く私のことを見てくれません。
話しかけてもほとんど反応がなく、お母様を介さないとコミュニケーションがうまく取ることができませんでした。
その日の体験指導は半ば無理やり問題集を解かせることしかできず、散々なものでした。
ただ収穫はありました。どうやらその生徒はあるマンガが好きなようで、そのマンガの話になると少しだけ反応してくれたのです。
そこで次の指導までに全巻読破し、指導ではそのマンガをネタにほんの少しだけコミュニケーションをとることができたのです。
そうした努力が実を結んだのか、受験直前までには指導ができるだけのコミュニケーションを取ることができ、結果的には志望高校に合格させることができました。

その生徒の受験が終わった2013年4月から学習アプリの開発を始めました。初めての試みなので、コンセプトから考える必要があります。
創業メンバーで話し合い、「どんな生徒でも勉強してくれるようなもの」を理想としました。
あの家庭教師で教えた生徒でも、最初のコミュニケーションが取りにくかった初めからでも使えるような学習アプリを夢見たのです。
当時の「初心」をこれからも胸にしていきたいと思います。
ただ「初心忘るべからず」は難しいことなので、忘れてしまったらすぐに現場に戻ります(笑)

やはり答えは現場にありますね! それでは今年もどうぞよろしくお願い致します。

株式会社メイツ 代表取締役 遠藤尚範

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